およそ半年前、H様の新築のご自宅に、NATURE(ナチュレ)ソファとダイニングセットをお届けしました。グレージュ調の室内に、キャメル色(KZ422)のNATUREソファがレイアウトされています。
家族との心地よい一時をソファで過ごす
リビングのコーナーに調和のとれた2.7m✕1.85mの大きなNATUREソファが配置され、壁際に収められることで、リビングは広々とした空間となりました。
このソファは、家族4人がゆったりと過ごす場所となっているそうです。特に1歳と小学生の息子さん二人が、テレビを見たり遊んだりと自由に使っているそうで、この広いソファからは様子が目に浮かびます。
フェザーの座面の魅力
座面の革には、フェザー特有のくったりとした表情が現れています。
お届け時はパンパンとしたボリュームでしたが、使い込むことでシワが生まれ、私達が目指していた座り心地に変化していきます。最初は少し硬く感じるかもしれませんが、時間が経つにつれて心地よいシワが形成され、フェザークッションの魅力が引き立ちます。
セミアニリン革の実用性
セミアニリン革のKZランクは、小さなお子さんがいるご自宅に最適です。
こぼれたものはサッと拭くだけで、シミになりにくいです。汚れを長時間放置すると、シミ跡が付いてしまいますが、それも革ソファならではの味わい。汚れも自然に馴染み、いい雰囲気となります。
ダイニングは無垢のブラックチェリー材を
ダイニングテーブルにはMOLLES(モレス)が使用され、チェアとベンチにはSTチェアとCHUNK(チャンク)130ベンチが合わさりました。 お部屋が暗くなりすぎないように、テーブルの木材は明るめのブラックチェリーを採用しました。
チェアとベンチはウォールナット材です。 テーブルのブラックチェリー材は年数を重ねるうちに、濃くなります。今はチェアが少し濃く見えていますが、いずれ良い具合にウォールナット材との調和が取れると思います。
黒革のスタイリッシュなアクセント
洗練されたグレーのタイル調の壁面と、温かみのあるグレージュの床や収納が調和したインテリアです。そこに加えて、黒革のアクセントが際立ちます。黒が使われることで、空間全体の雰囲気が引き締まり、リビングエリアとは異なるスタイリッシュな印象になりました。
毎日使うものだから、使い勝手の良い革を選ぶ
ソファと同じセミアニリン革(MO513)を、ダイニングにも採用しました。
食事をするダイニングは、ソファより汚れる頻度が高いです。実際に汚れが目立ちましたが、表面を水拭きすることで、きれいな状態になりました。 汚れは革を痛める原因にもなります。こまめなお手入れをすることで、長くご愛用頂けます。
半年が経ち、Hさん家族がどのように暮らしているのか、少しだけ垣間見ることができました。 家具は日々使われ、初めてその役目を果たします。 フェザーの座面はいい具合に柔らかくなり、革には日々の生活の痕跡が残っていきます。この経年変化が、家具への愛着を育むことかと思うので、これからの変化がますます楽しみです。 この度は撮影のご協力を頂き、H様家族の日常に少しお邪魔できたこと、感謝しております。 これからも愛着ある家具たちと共に、幸せな日々をお過ごしください。