リビングの扉を開けると、CHUNK(チャンク)ダイニングが迎え入れてくれました。そして、直ぐ近くにはBASE(現:WATATSUMI)ソファもあります。 Mさんご夫婦の新居へ家具を一式お届けしました。
限られたスペースの中で家具を配置する
Mさんの間取りは横長のLDKです。幅160cmのダイニングと、幅185cmのソファをレイアウトしました。レイアウトで気をつけたのは、ソファとダイニングとの距離。よく使う通路になるので、ある程度のゆとりが必要でした。
実際に配置しても、人一人が通るには十分な距離なのはもちろん、見た目も圧迫感がさほどなく収まりました。 ソファの肘の高さが、低かったこと、ダイニングテーブルは65cmのローダイニングだったのが影響しています。
高さ65cmローダイニング
お届けしたのはMOLLSS(モレス)ダイニングテーブルと、CHUNK(チャンク)チェアとベンチの組み合わせです。
65cmのテーブルは一般的な高さより5cmほど低く、そうすることで、視点が低くなるので、リラックス効果もあります。また、お部屋を広く見せてくれますね。もちろん、チェアの座面もそれに合わせて低く作られています。
落ち着いた色合い中に、マロン色でアクセントを
Mさんのお部屋は全体的に落ち着いた印象です。壁面の造作収納や照明やカーテン など、前のオーナーさんから譲り受けたものだそうです。それをどう活かすか、色は最後まで悩まれていました。
印象的なのはダークブラウン色の造作収納。その造作収納の色に合わせ、木部であるソファの肘やテーブルの天板も、ダークブラウン系にすることが多いですが、テーブルだけ明るいブラックチェリー材を使用しました。「あまり、暗すぎない部屋にしたかった。」とMさん。 広い面積のテーブルが、明るい色だとお部屋も広く 明るく見えます。
また、ブラウン系の色合いに、オイルレザーのマロン色をソファとダイニングチェアと取り入れたのも、とてもバランスが取れています。マロン色がアクセントカラーとなり、Mさんのお家のだからこそ似合うお部屋となりました。
硬さが心地良いソファBASE
神宮前SHOPで様々なソファを座り比べたMさんご夫婦。BASE(現:WATATSUMI)の硬さと腰クッションの質感を気に入って頂きました。BASEのクッション材はウレタンで設計されたモデルで、座り心地は硬いです。腰クッションはフェザーが入っていて、フシューと沈み込む柔らかさがあります。 硬いけど、柔らかさも感じるソファ。お二人が座ってくつろぐ姿が目に浮かびます。
奥様は、「キッチンから眺める景色がお気に入りなんです。」とおっしゃっていました。 家具は毎日使うものでもありますが、毎日、見るものでもあります。料理を作る時キッチンに立つ。ふとした時、視線をずらすと、お気に入りのものが見えると、嬉しくなりますね。
無垢のオイル仕上げのテーブルに、染料革のオイルレザー。使っていくうちに、風合いが増していきます。 傷、シミと汚れも付いていきますが、お手入れを繰り返しながら大事に使っていただければ幸いです。どうぞ、末永くご愛用ください。