引退後に、猫と夫婦でのんびり過ごす家として、熱海にお引っ越さしされたH様。 奥行きが深くて、ゆったりと座れるゼンソファをご購入いただきました。こだわりを持って置くものを選ばれている。そんな様子が伝わるお部屋です。
高い天井と暖炉がある、こだわりのリビングで快適に過ごす
リビングの壁面には、暖炉が設置されています。 天井の高いリビングでは、エアコンの暖房よりも、ストーブや暖炉の方が暖かく感じられるそうです。それに、火を見ていると心が落ち着きますね。そして、その両サイドには、昔から使われているJBLのスピーカー。この大きさは、プロフェッショナル用に間違いありません。 古いレコードをたくさん持たれていて、私たちが取材に行く日も音楽が流れ、癒されました。
二人でゆったりくつろげる大きめサイズのソファ
夫婦でゆったりとくつろげるように、ソファのサイズは、1m40cmx2脚で2m80cmとなりました。肘を枕にできるようにしたかったので、その外側にサイドテーブルも作らせていただきました。結果として、総幅3.3mと大きくなりましたが、この広いリビングなら、ちょうどいい位のサイズです。
こだわりのバーカウンターとウィスキーを嗜むためのサイドテーブル
そして、ソファの背面には、なんとバーカウンターが。ご自身で探して購入されていると言う、見たことないようなウィスキーがたくさん並んでいました。ソファに座ってこのウィスキーを楽しむには、サイドテーブルがとても便利です。
奥行きの深いソファで映画や音楽を楽しむ
奥行きの深いゼンソファは、背クッションに頭を乗せてオットマンに足を乗せれば、とても快適で体が疲れませんね。
そのくつろいだ姿勢のまま、少し見上げるような高い位置に画面を設置予定だそうです。 快適なソファだけでなく、名品のスピーカー、年代物のウィスキーに暖炉。こだわりが詰まったリビングで、音楽や映画を存分に楽しんでもらえそうです。
温泉が出るバスルームから太平洋を一望
海が見えて温泉があることを条件に探していたら、熱海でたまたま良い土地が手に入ったそうです。源泉がすぐ近くなので、温泉を入れてすぐは、熱くて湯に入れないとのこと。お湯をためて半日ほどすると、ちょうどいい位の湯加減になるそうです。太平洋を眺めながら自宅の温泉に入れるなんて、とても幸運な場所に家を建てられました。 あいにく天気は曇りでしたが、テラスで太平洋を眺めながらいただいたコーヒーは最高で、重ねて癒やされました。
まだこの部屋に慣れていないからと、猫たちはゲージに入ったままでしたが、最近テラスには出させてもらっているとのこと。新しい家に慣れて、ストレスなくご夫婦と一緒に暮らせるようになってほしいものです。
すぐ近くに江之浦測候所があるので、帰りに立ち寄るつもりだと話したところ、なんと、小田原文化財団を設立し、この施設を構想された、世界的な写真家の杉本博司さんとHさんとは、ニューヨークに住んでいた頃に偶然知り合った仲だそうです。芸術に造詣が深く、こだわりを持って探求する姿勢を持たれHさんと杉本さんとは、気が合ったのかも知れません。そんなHさんのご配慮で、ちょうど桜が満開の時期に取材に行くことができ、江之浦測候所では桜を満喫できました。
猫たちとお二人が、私たちのソファで大切な時間を積み重ねていってもらえたらとても嬉しいです。 この素晴らしい家で、いつまでも幸せに暮らしていただきたいと思った取材でした。
江ノ浦測候所:https://www.odawara-af.com/ja/enoura/ 杉本博司:http://www.sugimotohiroshi.com/