ご愛用いただいているのは、70代の元校長先生。
バディソファを発売した時に紹介してくれた山陽新聞の記事を見てソファを買いに来ていただいたNさん。
このソファの第1号のお客さんでもありました。
ご夫婦二人で暮らしていますが、このソファを使うのはご主人と、時々来るお孫さんだそうです。
南向きの窓から入る明るい日差しのお陰で、向かって右側は色あせています。
反対側のよく座る場所は、使い込まれて色が濃くなっていますね。
このお気に入りの場所はツヤも出ていて、使い込まれた時間が刻み込まれています。
因みに、納品当時の写真はこちら。
バケッタは最初にオイルがたっぷりと染み込んでいるため、年数が経ってもそれほど傷んでいる様子はありません。
さすが栃木レザー!
塗装された革では、10年経った頃から表面がひび割れ始める場合もあるのですが、色あせているだけで、まだまだ丈夫そうです。
全くお手入れされていないとのことでしたので、メンテナンスオイルを塗らせていただきました。
お孫さんがおもちゃで付けた傷が浮き出てきましたが、半日も経てばまた目立たなくなります。
メンテナンスしながら、これからも末永くご愛用いただけると嬉しいです。
取材:心石拓男