「アンティークな空間に馴染む、主張の強すぎない色感、サイズ感のソファがやっと見つかりました。」
そう話すのは、FINAを購入いただいたS様夫妻。自宅を建ててから3年。KOKOROISHIのソファに出会って2年。これからの2人の暮らしを思い描きながら、ゆっくりと時間をかけてKOKOROISHIのソファを選んでいただきました。
上質で少し控えめなWLの色に一目惚れ
S様に選んでいただいた革「WL#907」は、落ち着いた深みのある色と、しなやかで柔らかい肌触りが特徴です。水染みなどの汚れを防ぐ防水加工が施されており、当店では2019年10月より取扱を開始しました。
「アンティーク家具の揃う上質なリビングをイメージして、少し控えめで落ち着いた色の#907を提案させていただいきました。」と、店長の兼田。
それまでキャメル色の革を探していたS様夫妻も、ちょっと意外だったその提案に大きく頷いてくださいました。
コンパクトでも妥協しない見た目と座り心地
「背もたれの高さもちょうど良くて、座り心地にも満足しています。コンパクトなサイズなのに、ゆったり座れるバランスの良いデザインが気に入っています。」と、S様。
ソファのサイズは、部屋の広さとのバランスを考えて選ぶことが重要です。S様邸のリビングは十分な広さがありましたが、比較的サイズの小さいFINAを置くことで、ソファが目立ちすぎず、アンティーク調の優しい空間に調和しているようでした。
また今回は奥様が座りやすいように、脚の長さも少し調整させていただきました。お客様一人ひとりの要望に合わせて微調整できる点は、心石工芸の強みでもあります。
「見た目も、座り心地も、こだわりをもってソファを探しました。それに応えてくれるソファ見つかってよかったです。」と、Sさんは笑顔で話してくださいました。
店長の兼田は、S様邸に納品されたソファを見て「あの提案は、正解だった」と、少し誇らしげでした。きっと他にも気に入ってくださるお客様がいるに違いないと、神宮前SHOPにも同じモデルを展示することを決めたようです。
お気に入りのものは、大切に何十年も使う
FINAを購入される前は、マレーシアで製造された花柄の布ソファを使っていたそうです。
「前のソファをそのまま捨てるのがもったいなくて。何かのカタチで残したいと思って、布の一部を使ってクッションを作りました。今も現役ですよ。」と、奥様は話してくださいました。
ソファの両側に置いているアームチェアは、20年以上も使っているそうです。布の張り替えはこれまで3回。内部もメンテナスしているそうで、座り心地も抜群。少なくとも、もう20年は使えるのではないでしょうか。
もともとインテリアが好きで、気に入ったものは大切に何年も使うというS様夫妻。そんなお客様に、KOKOROISHIのソファを選んでいただけたことが光栄です。FINAもぜひ、20年、30年とご一緒してくださるとうれしいです。