最初は、ヨーロッパの有名ブランドポリフォルムのソファを検討されていたT様。 KOKOROISHIの、クッションを気に入ってくださったとのこと。ソファを目指す理想の座り心地にするために、何度も打ち合わせに来ていただきました。奥行きや高さ、背クッションなどを細かく調整させていただき、理想に近い座り心地になりました。
丁寧に暮らす
広いテラスから明るい陽が入ってくる、とても居心地良いリビングです。まるで新築のようにきれいな家ですが、実は18年も経っているそうです。きちんと手入れをしながら、丁寧に暮らしていらっしゃる様子が伝わってきます。 普段は外回りで、人と会うことが多い仕事をしているので、身だしなみは仕事上整えておきたいというT様。洋服にもこだわりを持っていらっしゃいます。スーツを体型に合わせてオーダーし、気に入った靴を大切に手入れしながら長年履く。そんな価値観を持って暮らしている様子が、住宅にも表れています。
座り心地にこだわる
郊外の住宅街に、お嬢さんたちと奥さんに囲まれて暮らしていらっしゃるT様。家族みんなでゆったり座れるサイズのソファが良いということで、大きなソファにされました。 座り心地を気に入ったイタリア製のソファがあって、それを検討しているとのことでしたが、最終的には柔軟にカスタムオーダーできる当社で、ご自身が好きな座り心地に別注でつくらせていただくことになりました。 奥行きは10cm深くし、座面は4cm高く。壁のサイズに合わせて幅を調整しました。背クッションは、ダウンフェザーを使ったUSTUROI(ウツロイ)用にしました。 ソファは、奥行きや高さを2cm変えただけで、座り心地の印象が変わってしまいます。T様の場合も、店に展示しているソファの脚の下に板を入れたりしながら、できるだけカスタムオーダーした設計に近い座り心地を確かめながら、調整させていただきました。 スーツなどでそういった経験があるT様だからこそ、ご自身の好きな座り心地をしっかりと持ち、カスタムオーダーに挑戦されたのでしょう。
誰から買うかを大切にして
ソファの間に置いたテーブルは、仕事のつながりで紹介してもらった木工屋さんで特注されました。その色に合わせて、ソファの脚も黒く塗ってもらいました。 その職人さんとも、何度か打ち合わせしながら、デザインや色を決めていかれたとのこと。カスタムオーダーは、オーダーする人と作り手の価値観が合うことが重要で、誰から買うかが大切だと言われるT様。こうして手に入れた家具たちは、作った時のストーリーと一緒に大切に使っていただけそうです。
奥さんには内緒で、25年目の結婚記念日プレゼントとして驚かせたいと言っておられたT様。娘さんたちには相談されていたそうですが、奥さんは薄々感づいておられたようでした。 家族を大切に、人との繋がりを大切に、自分らしく丁寧に暮らしている方に、当社のソファを選んでいただけて光栄です。