ヘリンボーンの床に天井は板張り、至るところにこだわりが詰まっている住宅です。ソファを依頼してくださったK様は大工さんでした。もちろん、こちらの自宅も自ら建てらています。 千葉県の工務店「工藤工務店」さんの大工をしていたK様。工藤工務店さんは千葉エリアを中心に注文住宅を建てています。暮らしはその家族一つ一つにオリジナルがあるように、注文住宅はゼロから考え、お客様の要望に答え作っていきます。そんなお仕事に携わっているK様、私達のソファづくりと近いものを感じます。住宅のプロフェッショナルに私達のソファを選んでいただけ大変嬉しいです。
ひと目で気に入ったHILL
ヘリンボーンの無垢のフローリングにオイルレザーの革の質感がよく似合います。 家の所々にある、アイアンの手すりや、建具のフレーム。HIIL(ヒル)の脚も、金属パイプですので、似たような材種ですと、統一感がでますね。
選んだのはオイルレザー
オイルレザーは染料タイプの革です。使っていくうちに、シミや傷が付き、味わい深くなっていきます。そんな革の本来の姿を気に入っていただきました。革の色は最後まで悩まれていましたが、選んだ色はKW25のマロン色。明るすぎず、暗すぎないこの色はリビングの中心となるカラーです。
ラグのオットマンNAUTA
ソファの前にはラグで作られたNAUTA(ナウタ)オットマンがあります。
ソファの前にオットマンがあることで、肘なしの方に座っても、くつろぐ時、足を投げ出して使うことができます。小ぶりな40×40cmサイズのオットマンですが、生地が特徴的な柄なので、インテリアのアクセントにもなっています。イギリスのフィッシャーマンセーターにちなんでデザインされた織柄です。見た目だけでなく、ウール100%なので汚れにくく、繊維が強いので生地がヘタリにくいのも魅力ですね。
ローダイニングを選ばれた理由
神宮前ショップに展示しているダイニングチェアは座面を通常より低く(SH380m)制作しています。座ってもらうと、「この高さ、良いですね~。」と気にいっていただきました。
通常より5cm程度低いダイニングです。今回はCHUNK(チャンク)1P片肘(2脚)とHABENA20(ハベナ20)を合わせてお届けしました。ダイニングテーブルは、チェアの高さに合わせて、K様がオーダしました。一枚板質感と、本革の風合いはよく似合います。 ダイニングチェアはあえて革の色を変えています。ソファと同じKW25とネイビーの革ヴォーノ6ですね。色を変えていますが、全体のインテリアに良く似合いますね。
HABENA20は栃木レザーの厚革を使用しています。背もたれの革の帯が特徴的で、寄りかかるとその人の背の形になります。実はK様にはプロトタイプの状態で見ていただき、お届けしたのは少し仕様変更したものでした。「予想以上の仕上がりで、驚きました」と。 KOKOROISHIで作る、ダイニングチェアの試みは初めてですが、気に入ってもらえて嬉しい限りです。
こだわりが詰まったご自宅に私達のダイニング、ソファとお届けできとても嬉しいです。 素敵な空間で、家族でくつろぐ様子が目に浮かびます。末永くご愛用頂ければ嬉しいです。
工藤工務店:http://www.kudostyle.jp/