「サーフィンはエクササイズであり、ライフスタイルそのものでもあります。波の音が聴こえて、朝でも夕方でもサーフィンできるところに住みたいとずっと思っていました。」
そう話すのは、千葉県勝浦市で貸別荘を営むN様。これからオープン予定の貸別荘にKOKOROISHIのソファ「SHIJIMA」を納品していただきました。
座り心地はもちろん、ものづくりのディティールに惚れた
革でシャープに作られた本体。布で弾力的に作られたクッション。SHIJIMAは、質感の全く異なる素材が共演している特徴的なソファです。
リビングに鎮座する黒いテーブルは、N様がモザンビークに駐在しているときに購入したそうです。テーブルに馴染むソファを探していたところ、SHJIMAが目に留まったそうです。
「ふっくらとしたクッションが身体を優しく包み込んでくれます。デザインに惹かれて座ってみたら、座り心地も気に入ってしまいました。」と、N様。
ソファ本体の端には、コバ仕上げが施されています。接着剤を薄く塗って圧着させた後にヤスリで磨きあげることで、縫い合わせた革同士の境界線を見えないようにする技術です。
「見た目や座り心地はもちろんなのですが、こういうディティールまで作り込んでるところに、KOKOROISHIのこだわりを強く感じています。」と、N様は話してくださいました。
SHIJIMA 3Pサイズは横幅が2mを超える比較的大きいソファですが、部屋全体で抜け感を損なわないよう、視界を圧迫しないよう意識して置き場所を考えたそうです。
こだわりのある空間は、こだわりのある人とつくりたい
実は、N様にKOKOROISHIのソファをお届けするのは今回が初めてではありません。5年前にも、自宅用にTSUMUGIを購入いただきました。
「納得のいくソファを選ぶために、当然、海外ハイブランドのソファも一通りみてきました。性格的にもとことんこだわるタイプなので、相当数のソファを見てきたと自負しています。」
「しかし、かっこいいデザインのソファはあれど、革そのもののクオリティで納得できるものはりませんでした。デザイン性・機能性の両方の満たすオイルレザーのソファも多くはありませんでした。」
インターネットで検索しているときに、KOKOROISHIを発見し、お店で初めて座ってみて「これだ」と感じたそうです。N様のようなセンスを持っている方に、ソファを選んでもらえたのは光栄です。
「KOKOROISHIは、ものづくりしているブランドというイメージが強いです。1台目に購入したソファは、背面のステッチをカスタマイズしてもらいました。サンプルは店長の兼田さんに作ってもらいました。」
「自宅もこの貸別荘も、こだわりを理解してくれた設計士さんやインテリア屋さんに感謝しています。妥協せずに向き合ってくれたからこそ、納得できる仕上がりになったと思っています。」
海が見える、波が聴こえる場所で
「遠くで吹いた風が、砂浜に波を届けてくれます。波との出会いも一期一会で、同じ波が2度くることはありません。自然とダイレクトに触れ合うスポーツで、一度知ってしまうと忘れられなくなってしまうのが、サーフィンです。」
「運良く出会えたこの物件で、貸別荘のプロジェクトは始まりました。平日は東京に出勤、週末は日曜大工の二足草鞋を約1年。休日はゼロ。それでも楽しみながらなんとか成し遂げられました。」
「いい景色や、いい建築は人を呼んでくれます。家族の旅行はもちろん、仕事の合宿なんかでも利用して欲しいですね。きっと新しい発見がたくさんあるはずですよ。」と、N様は笑って話してくれました。
ただ、波の音を静かに聴く。そんな贅沢な時間を演出するソファにSHIJIMAが選ばれたのは嬉しい限りです。どうぞ末長く使っていただけますように。