2年前からZEN WOODとBASE(現:WATATSUMI)使って下さっているK様。実際にソファと暮らしてみると、想定していた使い方と違っていて、座り心地の調整をしたいとご相談いただきました。
暮らしてみると、想定と少し違った
何度も神宮前ショップに足を運んで、座り心地の違う2種類のソファを選びました。景色を見ながらコーヒーを飲んだり、野鳥を観測したりする時は、硬い座り心地のBASE(現:WATATSUMI)に、映画観賞など柔らかいソファでリラックスしたい時はZEN WOODにといった感じです。 だらりと座るよりも、ちゃんと座りたいK様は、ZEN WOODの奥行きを浅く別注され、ちょうど良いはずでした。 しかし、リラックスできるようにフェザーがたっぷり使われているZEN WOODは背もたれが沈み込み、テレビを見るのに背もたれの角度が倒れすぎてしまうため、別のクッションを背クッションの前に置いて使っているとのこと。その不便さを解消したい、というご相談でした。
打ち合わせした結果、背クッションのフェザーとフェザーとの間に入っている柔らかいウレタンを、硬いものに交換することで、背もたれの角度が倒れすぎないようにすることにしました。
経年変化を楽しむ
BASE(現:WATATSUMI)は、染色仕上げのSSランク革。腰クッションを外すと、陽のあたる場所だけが色あせています。これもこの革の個性ですね。肘などの木部には、柿渋のようなタンニン成分が入ったオイルを見つけてこられ、それを塗っているとのこと。タンニン成分が入っていることで、木の表面が強くなっている感じがしました。また撥水効果も、通常のオイル仕上げよりも強そうです。 こうして、手入れしながら大切に使ってもらって、家具たちも幸せそうです。
こだわりの詰まった家
自分たちで間取りをプランし、地元の工務店さんに建ててもらい、キッチン、照明器具から家具までこだわって選んていらっしゃいます。ダイニングテーブルは、長野県で見つけた「HUMP」さんに特注オーダーした大きなもの。周りを森に囲まれている斜面に建てているため、景色を眺めながらお風呂に入ることができるのも、この土地の魅力の一つですね。
日本で暮らすことに決めた
南アフリカのケープタウン出身のご主人。東京で暮らし始めて、やはり自然の中で暮らすライフスタイルを大切にしたいと、住みたい場所を探し始めました。温泉が好きだったこともあり、群馬や長野で色々な場所を尋ねている時にこの場所に巡り合ったそうです。 通勤も無く、自然に囲まれて暮らすなんて理想的で憧れますね。東京で暮らしている頃から在宅で仕事をされていたこともあり、長野県に引っ越しても支障はなかったとのこと。在宅ワークできる仕事だからこそ、実現できるライフスタイルですね。
幸せに暮らすネコ
「GT」と名付けられた、東京で暮らしているときに出会った野良猫も一緒に引っ越してきました。今では家族として2人と1匹幸せに暮らしています。 この家には、GTにとって心地よく寝られる場所がたくさんあります。窓際で日向ぼっこしたりもしますが、中でもGTのお気に入りの寝場所はKOKOROISHI のソファとのこと。寒い時期や涼しい時は「ZEN WOOD」で、そして暖かくなってくると「BASE(現:WATATSUMI)」と見事に使い分けて寝ているそうで、GTもKOKOROISHI ソファがお気に入りです。
写真が趣味というKさんから、テラスからの眺めや、冬景色の写真をいただきました。こんな環境で暮らせるのは羨ましいですね。 今度は冬にお邪魔してみたいものです。