「数社から提案をいただきましたが、インドネシアの『AMANJIWO』をはじめとした高級リゾートホテルでも採用されている「クイン」という石材を使ったショールームに一目惚れし、それを扱う建築会社さんに決めました。センスは勿論のこと、コンセプト、デザイン、家を一緒に創りあげるパートナーとしての安心感、全てに納得できる提案でした。」
そう話すのは、KOKOROISHIの特注ソファを購入いただいたT様。新築のこだわりたっぷりの贅沢な空間にお邪魔してきました。
こだわりデザインの家にふさわしいソファを探して
建築会社のプロデューサー、設計士と相談しながら、家の構造やデザインがある程度クリアになってきたころ、T様は「リビングにはどんなソファがふさわしいか」を考え始めたそうです。
「こだわりたいポイントや譲れないポイント、頭の中にはソファの理想的なイメージがありました。」と、T様。
理想のソファを求めて、Minotti、B&B、Cassina、arflexなど、海外の一流ソファブランドのショップを訪れましたが、理想通りのカタチや生地でオーダーしようとすると、予算よりもゼロが1つ分多くなってしまう見積ばかり。
いつからか自らが思い描く理想のソファを、海外の一流ブランドと同じクオリティでかつ予算内で一緒につくってくれる会社はないだろうか・・・そんな意識になっていったそうです。
充実したラインナップから見つけた、ドンピシャの布素材
T様は、インターネットでソファを探していたときに、たまたまKOKOROISHIを見つけてくだり、東京の神宮前SHOPにも来ていただきました。
建築会社からもらった内観パースを眺めながら、ソファのデザインをあれこれ考えていたT様。リビングの雰囲気が重くなりすぎないように、革ソファではなく布ソファを検討されていました。
「KOKOROISHIのいいなと思ったポイントは、革だけでなく上質な布のラインナップが充実していたからです。良い生地を世界中から調達していると聞きました。」と、T様。
中でもT様が気に入ってくれたのが、メリノスという生地でした。太い織り模様が特徴的な、立体感と高級感のある生地で、KOKOROISHIでも最高級の素材として取扱っています。海外の一流ブランドでも採用されている評価の高いメーカーです。
「暗めのグレーが、まさに頭の中のイメージとドンピシャでした。」と、T様。革だけでなく布にも自信があるソファ屋として、納得のできる生地を提案できてよかったです。
「選べる」だけでなく「作れる」ソファブランド
KOKOROISHIには、設計事務所などお客様からOEMでソファ製作の依頼をいただくことがあります。既にあるKOKOROISHIのモデルを選んで、張地やサイズを選ぶのではなく、お客様の要望に応じて、一から設計します。
T様は、私たちのカタログも見ながら、ソファの高さや座面の厚さなど理想的なデザインを考えていたそうです。
ソファのブランドを選び、モデルを選び、素材やサイズを選ぶだけでも大変な作業なのに、まるで設計業者のように一からイメージをつくり、相談や交渉を繰り返しながら完成させてしまう突破力、こだわりに対する熱量は只者ではありません。
神宮前SHOP店長の兼田も、驚きと感心でいっぱいだったと、製作の過程を振り返っていました。
パパはソファ、ボクはオットマン
家族の中で一番ソファを使うのは、T様。しばらく座っていると、気持ちが良くてそのまま眠ってしまうこともしばしばあるそうです。オットマンをよく使うのは、1歳の息子くん。ここに座ってテレビを見たり、同じ年頃のお友達が遊びに来たときは、オットマンを囲んで動画を見るんだとか。
「角が柔らかいので、安全です。何か飲み物をこぼして濡れてしまっても、拭けば問題ないので、あまり神経質にはなっていません。ちなみ私は、既にワインをこぼした実績があります。」と、T様は笑って話していました。
これからも家族に愛されて、ソファにたくさんの思い出が染み込んでいきますように。ソファだけでなく、間取りやインテリアへのこだわりのお話、とても楽しかったです。ありがとうございました。