3年前にLIGHT LOUNGE(ライトラウンジ)をお届けした、千葉県鎌ケ谷市の画廊、一修悠さんのギャラリーに伺いました。華やかな油絵に囲まれた中で、LIGHT LOUNGEは依然として良好な状態で保たれていました。毎年の手入れのおかげで、革は美しく、目立つ汚れもありませんでした。
本日はアニリン(染料)革のメンテナンスを行います。その内容はこちらです。 ・水拭き ・オイルメンテナンス ・蜜蝋ワックス それでは、メンテナンスを始めます。 まずは水拭きです。これにより、表面の汚れを取り除き、革を清潔に保つことができます。
次にオイルメンテナンスです。KOKOROISHI専用オイルを使用します。 タオルにオイルを染み込ませ、均一に広げます。そして、タオルで表面を優しく撫でるようにオイルを塗布してください。
こうすることで、革の耐久性を維持させることができます。使っていくうちに革に含まれている油分が抜けます。そのままにすると、オイル切れで革が傷んでしまうので、年に1~2回必ず行う必要があります。
革の色が濃くなることがありますが、これは一時的なものです。数日で元の色に戻りますので、ご安心ください。 最後に蜜蝋ワックスを塗布します。(オイルが乾いた後に行ってください。) 専用のスポンジで、革の表面にワックスを塗布していきます。少し固まりやすいので、くるくると回すようにワックスを塗布すると、均一に広がります。
蜜蝋ワックスを使用すると、革の表面に膜ができます。そうすることで、革が強くなり、若干の撥水効果も生まれます。 革をできるだけ長く、きれいな状態で使いたい方におすすめです。
これでメンテナンスは完了です。 実際にどのようにLIGHT LOUNGEを使って頂いているか伺いました。 画廊の展示内容によって、チェアを移動させることがあるそうです。 普段は2脚が横並びに配置され、テーブルを挟んで作品を鑑賞することもあります。また、作品に合わせて2脚を離して配置することもあるそうです。
簡単に持ち運べる軽さが魅力のLIGHT LOUNGEが、活躍している様子が伺えます。 オーナーのS様は、コンパクトなアームチェアを探しており、LIGHT LOUNGEが理想的だったようです。コンパクトでシンプルなデザインは、作品を引き立たせるだけでなく、60cmのスペースに収まる便利さも魅力です。
こちらの展示作品は、S様が愛着を持ち、魅力的なアーティストの作品ばかりです。作品を見ていると、自然に引き込まれ、その世界に魅了されます。油絵や超細密ペン画など、日常ではあまり接する機会のない作品に触れ、心地よい時間を過ごしました。 この度は取材、撮影のご協力をありがとうございました。 一修悠さんのご活躍をこれからも応援しております。また、新たな展示や素晴らしいアートとの出会いが、多くの人々にとって魅力的な時間を提供してくれることを願っています。 画廊 一修悠