「革ソファのお手入れってどうしたらいいんだろう?」 そんな疑問を持ったことはありませんか。実際にKOKOROISHIの革張りソファを使っているご自宅におじゃまさせていただきました。お手入れ道具を携えて、KOKOROISHIメンテナンス隊、LET’S GO GO。
7年前にお届けした「CORVO」ソファのメンテナンスに伺いました。
このソファのために設計したという、窓の大きなリビングルームに設置されていて、窓側の背裏は色褪せていますね。
黒色だと汚れが目立ちにくく、色褪せた場所以外はけっこうきれいですね。
しかし、湿ったタオルで軽く拭くと、タオルには手垢が付きました。
普段は子どもたちがゴロゴロして、テレビをずっと見ているというMさん。痛み具合を気にされていましたが、まだまだ大丈夫そうです。
では、本格的にメンテナンス開始です!
先ずは、全体を硬く絞ったタオルで軽く拭きます。
表面の汚れが取れたら、メンテナンスオイルを塗り込みます。Mさんはメンテナンスされていたので、少しだけで大丈夫そうです。
耐久性と汚れが気になるとのことでしたので、蜜蝋ワックスをその上から塗ります。
ワックスとオイルを塗ることで、背裏の色も濃くなりました。しかし、これは一時的で、オイルが革に馴染むと色褪せた状態に戻ります。
一通りのメンテナンスで、すっかりきれいになりました。
Mさんにお話をお伺いしました。
普段どのようにソファを使うことが多いですか?
普段は子供と座る事が多いですね。子どもたちは、ゴロゴロしてテレビをずっと見ています。ほぼベッドみたいな感じです。ただ、家族4人で座ることは、ほとんどないです。僕は左に座ることが多いのですが、妻は一人で真ん中に座ってくつろいでいます。
ソファの座り心地や使い勝手はいかがでしょうか?
申し分ないです。クッションが柔らかくなったとかそういう感じはしないです。買ってよかったなと思います。
メンテナンスはしていますか?
年に一回購入したキットでメンテナンスしています。ただ、水拭きはしていませんでした。
メンテナンスの難しいところは?
タイミングですね。黒色だから汚れているのが分かりづらいので、いつメンテナンスしたか忘れてしまいます。あとは、メンテナンスをするきっかけがないことですね。誕生日とか、年末とか、なにか決めないとやらなさそうです。汗
プロのサイクリングレーサーと婦人服のパンツの縫製をしているMさん。縫製はご両親の後を継ぎました。レーサーはテレビで見たことで興味を持ち、小学六年生の時にレースを生で見て自転車競技をしたいと思われたそうです。将来、レーサーとして自転車の乗り方を教える塾を開きたいと考えられていて、その事業を通して競技人口を増やしていきたいと、語られていました。とても頼もしい方ですね。
将来的にオットマンをご検討されているそうです。理由を聞いてみると、自転車チームの選手がよく家に来られるそうで、練習をすると足がムクむので、休むときはみんな足を上げて過ごしたいそう。確かに、くつろぐための重要なアイテムですね。
これからも末永くご愛用ください。