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マルセイユ石鹸を使って、本革ソファをお手入れする方法

BODYソファのお手入れ方法

  • 3P
  • バケッタ
  • チョコ

「革ソファのお手入れってどうしたらいいんだろう?」 そんな疑問を持ったことはありませんか。 実際にKOKOROISHIの革張りソファを使っているご自宅におじゃまさせていただきました。 お手入れ道具を携えて、KOKOROISHIメンテナンス隊、LET’S GO GO。

小高い丘の斜面に建つマンションの周辺には小川が流れ、春には桜の咲く素敵な散歩道があります。奥さん、中学生の娘さん、1歳の息子さんに、優しい笑顔のNさんの4人家族のお宅にお邪魔しました。

心石「陽の入る明るいリビングなので、チョコ色がベージュへと色あせていますが、革の様子から大切に使っていただいていることがよく分かります。」

N様「1度メンテナンスをしましたが、座面の前のシミが気になっているんです。汗 娘がお風呂上がりにソファによりかかり、髪のシミ跡ができてしまったんですよ。」

心石「染みになったところも、洗ってオイルを塗ることで、周囲の色が濃くなって目立ちにくくなります。マルセイユ石鹸で洗った後に、多めにメンテナンスオイルを塗りますね。」

さぁ!メンテナンス開始です。

よく見ると、引っかき傷や染みがたくさんあります。でも、これもいい感じの風合いです。

お手入れして頂いていても、やはり汚れているようです。スポンジが、茶色く色づきました。マルセイユ石鹸を使って洗ってみると、結構、汚れが取れますね。染みは、何かの成分が染み込んでいる場合と、濡れて革のタンニン成分が変色している場合とがあります。今回は濡れただけのようなので、全体的に濡らすことで染みは薄まりそうです。全体的に洗いながら濡らしていきます。

洗う時のポイントは「泡で洗う」ことです。けっしてスポンジを革に押し付けてゴシゴシ洗いません。スポンジの中の汚れを革に戻さないために、泡が消えたらこまめにスポンジを洗って、新しく泡立てた泡で洗うようにします。

洗った後は表面の泡を少し拭き取りましょう。この時に泡を押さえつけると、汚れが元に戻ってしまうので、すばやく、“さっ”と拭き取るといいですね。そして、すこし乾かします。

さぁ、最後にオイルを塗ります。

まずはタオルに染み込ませ、、、

押さえ付けず、薄くのばすように塗っていきます。色が変わってびっくりされますが、安心して全体を塗ってあげてください。

オイルは塗り過ぎるのと、ムラになるのを防ぐために薄く何度かに分けて塗ります。

ふぅ、、後は、しばらく乾かせば完成です。その間に美味しい紅茶を頂きました。ゆったりと雑談しながら時間を過ごさせていただきました。

————————–30分後————————–

さぁ、ソファはどんな様子でしょう。この厚い革はオイルをたっぷり含んでいるので、一部分はなかなか塗れませんでしたが、座面、肘上はしっかりオイルが入ってくれました。これから使い込むと艶が出てきますね。

左:メンテナンス前 右:メンテナンス後

最後に、Nさんと息子さんでソファでパシャリ。喜んでいただけたようで、安心です。これからも、ご愛用ください。

革がしっとりとしてツヤが出ていますね。よかった、よかった。今日は座らないで、一晩置いてから使ってください。 しばらくして革の表面がパサパサするな、乾燥しているな、と思ったら、メンテナンスしてみてください。 メンテナンスすることでより永く使うことが出来ますからね。 ぜひ、トライしてみてくださいね。

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